「医心方』は、針博士の丹波康頼が永観2年(984年)に編纂した日本現存最古の医学書です。医療、本草、養生などの内容を治病大体部、鍼灸部など30部門に分けてまとめたもので、東洋医学史において重視されています。
この中で胡麻については「胡麻を食すれば穀物を断っても長生きできる」との記載があり、下記のような説明があります。
1:胡麻は虚脱感を覚え体力が低下した時の治療食として効果がある
2:五臓の疲れをいやし気力を増して皮下組織にうるおいを与える
3:脳や神経の組織を強固にして筋肉と骨格を丈夫にする
4:久しく服用すると頭脳が明るくなってからだが軽快になり視力を向上させる
5:飢えにに対する抵抗力がまし、寿命をのばす
6:胡麻油は大腸のためによく、常用すれば流産を防ぐ。
7:胡麻ははやり病や便秘の主治食である。
8:胡麻の葉で頭を洗うと毛髪の生長を促す。
胡麻の粉末を食して、毛髪への変化を連絡してくれた方は居られましたが、外用、洗髪用としての効果があることはびっくりです。
参考:「戦国武将の食生活」永山久夫著