■胡麻の蒴果には胡麻の種がどのくらい入っているの?

■胡麻の「蒴果」はいわば、花が咲いた後にできる胡麻の種子のサク。
 

この中に、胡麻の種子がびっしり詰まってします。
※この写真は、「サクカ」を輪切りにしたものです。




●通常サクを輪切りにすると、通常4つの部屋があり(2心皮4室)で1室には10から20粒の種が
入っています。

ただし、胡麻の「蒴果」は茎の下から順番に大きくなるので、種の数は、同じではありません。

また、この心皮数の変異により、4心皮のものがあり、この系統では、種子生産量が2倍になることになります。



●1本の胡麻の茎からはどのくらいの胡麻の種子がとれるのでしょうか?
→1つの蒴果には約80粒から160粒の胡麻の種子が入っている。
→1つの葉の付け根(葉腋)に1から3個の「蒴果」がついているので、3個の「蒴果」の場合は、1葉  
  脇には種子240粒~480粒がついている。

●さらに、胡麻の茎1本に「蒴果」3つがつく品種では、720粒~1440粒ということになります。
(1粒3mgとして2.1g~4.32g)

●工場の品質管理の方に、以前胡麻茎1本から約胡麻種子2gと聞きましたが、いずれにしても、
 
 
 
トン単位の胡麻の収穫には、広大な面積が必要だとうなづけます。


 


 

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