◆胡麻は目に良いの?



<栄養学的には>

目の健康には、ビタミン群、ビタミンAが必要ですが、胡麻にはビタミンはもちろんのこと、ビタミンE、セレニウムが豊富。目の酸化防止を防ぎ、白内障を予防し、疲れ目には血行促進効果が期待できます。



<漢方としては>


● 「肝は目を穿(うが)つ」と教えています。肝臓の異常は、目の異常となって現れ、肝臓が正常になると目が正常になる、という意味です。この漢方の教えを端的に実証するのが、胡麻です。胡麻を常食すると、疲れを感じなくなり、目の疲労を感じなくなります。この薬効をもたらしている栄養素は、「ゴマリグナン」の抗酸化作用で、その中でも「セサミノール」という栄養素がズバ抜けて抗酸化力が強く、肝機能を高めることがわかっています。

<民間伝承的には>
視力強化作用、老眼になりにくいといわれています。

料理左:眼精疲労、白髪防止に良いといわれる「カシュウ(何首烏)入り黒胡麻しるこ」(漢方家庭料理「講談社」より)

料理右:ビタミンAたっぷりのブロッコリー、人参も一緒に。

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